子どもが”ありがとう”という習慣/ペンペン兄妹日記

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子どもに挨拶を習慣づけたい。

おはよう、おやすみは言えるけど”ありがとう”を自発的にいえるようになるにはどうしたらいいんだろう。

こんな疑問を抱いてた過去の私へのアドバイス。

“ありがとう”って意外と教えるの難しくないですか?

言えても

なんかいつも言わせてる感。


あることがきっかけで

今では自ら”ご飯つくってくれてありがとう””買ってきてくれてありがとう”など自ら感謝を言えるようになり、母としては嬉しい限り。

これをしたら“激変”でした。

画像:ピクサベイアルフォンソ・セレッソ

“ありがとう”を子どもに言わせたいなら親の口癖にする


“ありがとう”と周りに言っている姿を親が見せる

そんなの当たり前。と思うかもしれませんが意外と子どものことが必至でいえてないことが多いんです。

見せるのが早い!

育児をしていて使いがちな
“ありがとう”は? や なんて言うんだっけ?(心の叫び:ありあがとうといってくれ~)

お友達におもちゃを借りて

“ありがとう”を言わせなきゃと焦るときの 

ついつい早く言わせないとと思う気持ちが先走り、

言わせた“ありがとう”

子どもの立場になって考えると

子ども
子ども

おもちゃだ!!おもしろそう。

えっ“ありがとう“っていうの?

「“ありがとう“」

おもちゃ、あっそぼ~

この状況だと、

絶対の“ありがとう“って何かわかってないやん!

というか“ありがとう”って言ったこともきっと忘れてる。

そんなこんなで乗り切った後、親同士に伝える”ありがとうございます”は子どもに見せるためではなく、どうしても親同士の裏のやり取りになってしまう。

率先して親がおもちゃを貸してくれたお友達に“ありがとう“といえれば子どもは親をみてマネをする。

これを繰り返していればだんだん見てマネをして“ありがとう“が言えるようになりました。

どういう時にありがとうをいうのか。実は言わせるより言っている姿を見せる方が早かった。

ただ、うちの子は好奇心が旺盛すぎてママがのやり取りを

見てない

ということで次の方法を試しました。

“ありがとう”と子どもが言われる環境をつくる

Image by Wokandapix from Pixabay

子どもって親とのやり取りが好きですよね。ってことで

おままごとなどでもらう“ありがとう“のやり取りや遊びの中で取り入れられるやり取りも子どもにとって学びになりますが、

ママ、パパを手伝ったと思ったときにもらう言葉の“ありがとう“の回数を増やそう!その方が誇らしい気持ちだったのかより嬉しそうにしていたからです。

なので、洗濯機を回すときのボタンの役割やお風呂を沸かす際のボタン押しの役割。ご飯の味見係などちょっとした役割を与えて毎回“ありがとう“という。そんな習慣を作ると家族のためになってるんだ、だから“ありがとう“をもらってるんだなと思ってくれているみたいです。

料理を手伝ったときには

子ども
子ども

ぼくが作ったんだよ!

作ってくれて“ありがとう“は?

と“ありがとう“を求められることも 笑

そしてもう一つ試したのが

“ありがとう”と子どもが言う場を毎日作り、習慣化する

子どもって同じことを繰り返す遊びをよくしませんか。

ずーとおもちゃを箱に入れては出すを繰り返していたり、おなじ階段を上ったり下りたり。

うちの子に限ってかもしれませんがスライドドアの開け閉めが好きで、長い時には1時間近くもやっていました。

ある日、ずっと執着してスライドドアで遊ぶ我が子が気になり、子育てサロンで相談しました。

同じことをずっと繰り返しているんですが他の遊びもさせた方がいいですか?

すると興味深い話を聞くことができました。それは、同じことを繰り返し行う動作は同じ結果がでることへの安心感もあり、続けているということもあるそうなんですが少しづつ本人の中で変化をさせていてその違いを楽しんでいるということでした。

私としては衝撃的な言葉でした。

なるほど!学んでいたんだ!

“ありがとう“という挨拶も同じで同じ結果が返ってくる状況を作れば子どもは安心してその言葉を使えるようになる。

そう仮説をたててまずは

ごはんを作ってくれた相手に
“作ってくれてありがとう”という。

これを繰り返す習慣を作りました。

すると次第に子どもがマネをするようになりました。

”ありがとう“の習慣をごはんを作ってもらうことにした理由

  1. 作っている過程がみえているから
  2. 食べることでやってもらったことが分かりやすい
  3. 1日に3回ある

作っている人以外の協力者が必要なので平日は朝のみですが、

毎日の“ありがとう“のやり取りは子どもにとって親との決まりきったやり取りがなんだか楽しそうです。

また何を作っているのか興味が湧きやすいので“ありがとう“から派生する会話が増えました。

“作ってくれてありがとう”と続けた結果…

ご飯を作ってくれたのは誰なのか毎回確認し

“作ってくれてありがとう”と自らいえるようになりました。

Image by Daniel Reche from Pixabay

“ありがとう“を習慣にするメリット

“ありがとう”と思っていても言えない家族って意外に多いんじゃないかなと思います。

私の家族がそうでした。みんなが自分のことで忙しく“ありがとう“言わない。テレビを見てご飯を食べ、会話も少ない。会話が少ないと自分の話をそもそもしなくなりますよね。

だんだん自分の居場所を家庭内で見つけられなくなりました。

幼少期から”ありがとう“の習慣があれば食卓での空気も居心地も変わっていたんじゃないかなと思います。

習慣を作るって簡単にできそうで意外と難しい。家族を巻き込めば日頃の子育ての悩みも相手に見えやすく、相談しやすくなるのであえて協力してもらい、取り組むのも

やって損は無い方法でした。

昔の私に教えたい。

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